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安倍9条改憲NO!滋賀県民集会

7月29日、大津市内で安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀は「安倍9条改憲NO!滋賀県民集会」を開催しました。講師は望月衣塑子さん(東京新聞)、河かおるさん(滋賀県立大学准教授、朝鮮史)でした。会場には溢れんばかりの250人の参加でした。 開会には市民アクション・滋賀の澤野義一共同代表(大阪経済法科大学教授、9条ネット・滋賀代表)が挨拶、3000万人署名の引き続きの取り組みを呼びかけました。 講師の望月衣塑子さんはこれまでの新聞記者としての活動の中で出会った人や出来事について力強く語られました。菅官房長官へ鋭く追及するようになったことや森友加計疑惑についての動き、日本が武器輸出を進めるようになったこの間のことなどスライドを示し経験をもとに解説されました。自民党案による9条2項の追加は9条を無効化するものだとし、安保法・武器輸出とともに戦う国に変質すると指摘されました。また、「憲法とは支配者の暴走を防ぐもの」と強調されました。身振り手振り、モノマネ(声マネ?)を交えながら時にコミカルに時に怒りをのぞかせながら時間いっぱい語られ、会場は大きく盛り上がり、力を得る事の出来るメッセージでした。  河かおるさんは「政治メディアの私物化と韓国キャンドル市民革命」と題して話されました。韓国における国政の動きと日本の動きとを年表で対比して解説、歴代の大統領の選挙結果を示し、その中におけるメディアが果たした役割について触れられました。 李明博・朴槿恵大統領の9年間で「政治の私物化」が進み、メディアを通じて政権が都合良く世論をコントロールしましたが、韓国ではでは市民がそれに終止符を打ち、市民の力で憲法を守らなかった朴槿恵大統領を倒し、文在寅大統領を誕生させた、と話されました。「韓国の憲法が、独立運動と民主化運動の歴史の上に生まれたように、日本の憲法も、植民地支配と侵略戦争による夥しい犠牲の歴史の上に生まれた。今の日本国憲法が与えている「国のかたち」を変えることの意味の重さを考えよう」と結ばれました。時間の都合で駆け足だったのが残念ですが、こちらも熱いメッセージでした。 その後、トークセッションとして河さんが進行をする形で望月さんと2人並んで話をされました。 最後に圡井裕明共同代表(弁護士、滋賀九条の会)が「こんなにたくさん集まれば諦めることはない」と引き続きの取り組みを呼びかけました。 集会後会場からOh!Me大津テラスまで「9条壊すな9条守れ/9条壊すな9条生かせ/9条変えるなアベが変われ」とコールしながらデモ行進をしました。デモの参加者は約50人でした。

市民アクション運営委員 山元大造


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